砺波市はチューリップの有名な産地であり、市花として定めています。園内には様々な種類のチューリップが咲き誇り、例年春に「チューリップフェア」夏には「カンナフェスティバル」が開催され、多くの来場者が足を運んでいます。
氷見キトキト祭り
「キトキト」とは「新鮮な」と言う意味の富山弁です。漁業のまち氷見では毎年氷見漁港において、キトキトな海産物を中心とした特産品の即売会・フードコートをはじめステージイベント等も含めた一大イベントとして秋頃に開催されます。富山の食を満足に楽しめる催しです。
高岡山瑞龍寺
高岡の開祖である前田利長公の菩提寺として、3代目藩主前田利常公が建立した曹洞宗の名刹です。国宝指定を受けた建造物であり、伽藍配置様式の荘厳で貫禄のある佇まいに圧倒されます。
立山連峰
岐阜県との県境に位置する山域で、富山平野から見える北アルプスの大部分を占めています。氷河地形が多く、またそれが確認される日本唯一の場所でもあります。万葉の時代から「神のます尊い山」として崇められ、天台密教や浄土教の影響もあり修験道の聖地として知られる一面も。
みくりが池
立山火山における最大の火山湖です。「みくり」とは「御厨」という神の厨房を意味する言葉で、池の水を立山権現に捧げると共に、池の水を使って奉納する料理が作られた事から来ています。立山黒部アルペンルートの道中でその景観を楽しむことが出来、夏頃に見られる湖面に映る立山の美しさは必見です。
後曳橋
黒部峡谷鉄道の目玉のひとつで、黒部川の支流・黒薙川に架かる高さ60mの鉄橋です。沿線で最も峻険な谷に架かり、あまりの谷の深さに後ろへ引き下がった事からこの名前がつきました。トロッコ電車からの景色は美しく、また沿線沿いには多数の温泉郷があるなど、周辺にも観光スポットの多い橋です。
黒部ダム・黒部湖
日本を代表するダムの1つで、堤高186mの高さは日本一を誇ります。1956年に始まった建設工事は当時の費用で約513億円・作業員延べ1000万人超・工事期間7年と苦難を極めたものであり、映画・ドラマ化された小説「黒部の太陽」はこの出来事を題材としています。また、黒部ダム建設により形成された人造湖・黒部湖からの放水は観光の目玉となり、多くの観光客が訪れています。
五箇山民俗館
南砺市上平地区の菅沼集落は、現在も合掌造りの建物を残す世界遺産の山村集落です。養蚕や製紙、製炭を主要産業とした歴史があり、高度成長期と共に都市部への人口流出で過疎化現象も起きましたが、近年は交通網の整備により観光地として注目を集め、活気を取り戻しています。五箇山民俗館では、当時使用された生活用具約200点が収集・展示され集落の歴史を顧みる事が出来ます。
全日本チンドンコンクール
例年4月頃に富山市で行われる恒例行事です。太平洋戦争後、復興にあたって市民の心に明るさと平和を取り戻そうと企画され、
全国のプロのチンドンマン達が集結し1955年に第1回が開催されました。以降、50年以上も続く富山市の春の風物詩として、その
名が知られています。近年ではアマチュアを対象とした「素人チンドンコンクール」も同時期に開催されています。