北は日本海に突き出た能登半島、県都神奈川は日本でも有数な城下町であり、歴史の面影をもちつつ自然豊かな場所がいっぱいの石川県のお勧めスポットをご紹介します。
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石川県観光連盟
記事:崔 わか奈 2011
弘法大師が布教のために、佐渡から能登へと渡る際に発見したといわれています。最初に「目についた島」というのが名前の由来。能登のシンボルとしても慕われていて、先端部分が突き出たその姿から軍艦島とも呼ばれています。
千枚田
1,2haに渡る急斜面に1,000以上の田んぼが幾何学模様のように配され青い海と鮮やかな風景を作りだしています。
耕転機も入らない狭さのため昔ながららの人手仕事で平地の数倍の労力を伴っています。
千里浜
幅員約50m、長さ約8㎞にわたる海岸。粒子の細かい砂が海水を含んで固くしまるため、波打ち際でのドライブが楽しめます。千里浜海岸は遠浅の海水浴場としてにぎわいをみせる一方、かつてのハマグリの産地としても知られています。
機具岩
機織の神様の伝説を生んだ夫婦岩で、機具のような岩組の巌門からなっている所から名付けられました。遊覧船も出ていて船から眺めると迫力満点です。
垂水の滝
能登では珍しい山から海へ直接そそぐ滝。落差およそ35mのこの滝は、別名「吹き上げの滝」とも呼ばれていて厳冬期の強い海風が吹く日は、滝が重力に逆らって左右に大揺れしながら、空に向かって上り始め、時には、滝口からそのまま真っ逆さまに吹き上がります。この逆さ滝は冬の風物詩にもなってます。
鯉のぼりの川渡し
毎年4月下旬~5月上旬には、大谷川の河口付近に約450本の鯉のぼりが泳ぎます。空には大小さまざまな鯉のぼりが
ユラユラ泳ぐ様は壮観そのもので、毎年たくさんの観客で賑わっています。
じぶ煮
金沢市の代表的な郷土料理。小麦粉をまぶした鴨肉や鶏の肉を季節の野菜や特産のすだれ麩と煮合わせ、小麦粉でとろみをつけるのが特徴。名前の由来は、じぶじぶと煮る、人名にちなむなど諸説があります。